12/31日記(ホットクックオデッセイ)

 いろいろなところで2018年のベストバイ家電に選ばれ、巷で人気のホットクックだが、私は全く使いこなせていない。詳しくはこの辺の日記を参照してほしいのだが、使いこなせていない理由は主に下記の三点による。

 

1. 自分なりの料理手順が完成していて、乱したくない
2. 洗い物の手間がかかるのが嫌
3. 個人的にはホットクックで作る料理の味にそんなに感動しなかった(ホットクックが向いてるとされる料理、カレーやシチューがそもそもあまり好きではない)

 

 「ホットクックなんか切って入れるだけじゃん?」と思われるかもしれないが、あれを日々の料理の中で使いこなすのは大変難しい(はずだ)。私には全く使えない。「とはいえ、切って入れたら何かはできるじゃん?」その通りではあるが、それは少し違う。ホットクックを使った何かしらの料理はできるかもしれないが、それだけである。

 知っている友人もいると思うが、うちは結構食卓に上る品数が多い。私にとって夕ご飯の調理は「いかに短時間で多くの種類を作れるか」というタイムトライアルなのだ。すでにルーティンが決まっている。家に帰って手洗いをして、米を炊いて、野菜を切って、並行して肉に下味をつけて……という流れの中にホットクックをいかに組み込むかという問題が出てくる。

 「少なくともガスコンロで作ってる煮物はホットクックでつくれるんじゃないの?」それも少し違う。まず、ホットクックで作る煮物は当たり外れが非常に大きい。付属レシピが微妙、勝間方式だと質の高い(高級な)素材や調味料が必須、調理中に味見ができないなどの点が私にとってはでかい問題だ。詳しくは、以前に書いた記事参照。

 だから、私が目指すゴールは「ホットクックを難なく日常的に使い、いつものルーティンをこなしながら自分好みの料理を作る」という状態である。なお、現時点では全く到達していない。

 そんな私とホットクックの2018年の軌跡を記しておく。2019年はもう少し使いこなしたい。

ファーストコンタクト期

 ホットクックの存在は電子レンジ・ヘルシオの関連アイテムとして知っていた。購入する気は全く無かったのだが、ライフハックの好きな友人が軒並み購入し、勝間和代が使いこなしているというので気になり始めたのである。この時点では知らなかった、私にはホットクックが使いこなせず地獄を見るということを……。ちなみに当時のツイッターの様子は下記の通り。

 もし2018年1月5日に戻れたなら、やめろよ、貴重なボーナスを使って何をしようとしているのか?と諭すだろう。しかし当時、ホットクックは飛ぶ鳥を落とす勢いの人気で、ぼんやりしていたらいつのまにかヨドバシでクレジットカード出してるくらいの感じだった。周囲で一大ムーブメントを生んでいたのである。ブームの中、ボヤボヤしていたために私はホットクックを買ってしまったのであった。

  このときの嫌な予感は、結果として当たってしまっている。

 

苦悩期 

  当然、うまく使えずに苦悩している。つうか今見たら買って数日で壁にぶち当たっている。めっちゃ早い。もっと考えてから買うべきだった。つくづく後悔である。

 

 

 

 

ポタージュ期

 うまい使い方が思いつかない中で、ホットクックで作るポタージュに活路を見出し、必死でスープばかり作っている。ただ、それでいいのか?安い買い物ではないのに……と悩んでいるのがこの時期。

 

絶望期

 度重なる失敗で使用頻度は落ち、モチベーションも大幅に低下している。それでも頑張ってホットクックを使おうとしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ポタージュ期(再)

 結局ポタージュに戻ってきた。安くない買い物なのに!と後悔している時期。ボーナスの時期だったので周囲にはウキウキとホットクックを買い込む人も散見された。ホットクックについての日記を更新し、私のような悲しい購入者もいるよと注意喚起してあげた(?)。

 

 

 

 

 

 空白期

 一世一代のプロジェクトに取り組んでいたため、しばらくはホットクックどころではなかった。したがって12月までホットクックはオブジェ状態だった。

 

今年最後のホットクック

 せめて最後にと思い、年の暮れにカレーを作った。ホットクックでのカレーは絶品だという前評判どおり、普通に美味しかった。記念にTシャツを作った。良ければどうぞ。

 

 

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