2/1日記

 最近見たツイートに結構印象的なものがあった。デリケートな内容なのでそのまま引用するわけにはいかないのだが、簡単に要約すると「人生が好転した途端に周囲が優しくなって困惑した。人生に躓いて周囲の優しさが必要だった時は厄介者扱いされていたのに」という内容である。そのツイートがしばらく頭を離れなくて参った。この指摘はかなり的を射ているし、自分の身に置き換えても思い当たる節がある。

 

 人間は光が好きだ。

 走光性のある蛾みたいに、輝くものの周りを飛び回っている。

 光らないものには寄っていかない。躓いたものは避けたがる。強さを感じられないものや、正しさを感じられないもの、美しさを感じられないものには近寄らないのだ。

 

 まあ、その性質が悪だと言うつもりはないし、自分にももちろんそうした部分があることは否定しない。ただ時々この性質が悲しいことを引き起こすこともあるなと思いもする。