10/5日記

 御礼の品を選んでいた。軽音の先輩からギフトが届いたのだった。シンプルでフワフワしたかわいいパーカーで、少し大きめのサイズなので長く着られるとのことだ。今すぐ使えるサイズでも嬉しいが、長く使えるものを送ってくれる心遣いや気配りがさすが専務である。

 こうして色んな人にお祝いの品をもらうと、なんか過去に自分が送ったものについて後悔の念が浮かぶ。みんな自分よりこういう贈答系のスキルが高いので、自分が貰う側になるとみんなセンス良いよなと思って感心する。ただ、夏に送られてきたお守りセットにはかなり困惑したが。
 以前は祝い事にはとにかくちょっと品質の良いタオルを送っていたのだが、はたしてタオルで正解だったのかどうか。こういう場合は一応リクエストがないか聞くのだが、大体の人は「えー、いいよ適当で」とか「なんでも嬉しいよ」みたいに謙遜するので、結局こっちで選ぶしかない場合が出てくるのだった。親戚でない以上は現金を包むのもまた気を使わせるし、まじでわからん。